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市民・地域共同発電所全国フォーラム2014にて発表

 

10月24~25に金沢にて開催の市民・地域共同発電所全国フォーラム2014。
http://homepage3.nifty.com/shiminkankyopj/forum.html

写真 1

NECO事務局の浅輪と、会員団体のNPO法人上田市民エネルギーの藤川まゆみさんが市民発電所の作り方の分科会にて、事例紹介と個別相談を行いました。

みなさん、市民信託に興味津々、おかげさまで多くの方が残って個別相談に来て下さいました。

ありがとうございました。

写真 3

1日目は、お世話になっている和田武さんと資源エネルギー庁の新エネ課の元課長であった村上敬亮さんによるレクチャーと、各地の事例紹介があり、大変学びが多かったです。

最近話題の系統連系協議保留の話題にも絡め、質問も尽きませんでした。

・グリーン投資減税(一括償却)とFITの二重の効果で太陽光バブルが起きたとの認識。検証必要。
・認定を取って設置していないのが80%ほどだが、その半分ぐらいは50kW以下の低圧。低圧分割のケースも多いと見られる。一概に域外からのメガソーラー開発の問題だけともいえない。
・太陽光はならせば失敗率3%と見えてきたので、銀行の融資可能案件となってきた。他の再エネは一般的な形が出てきていないので、銀行審査がしにくい。
・連系の一時保留は北海道、九州とも揚水発電も含めて計算したと村上氏。それでも、容量が厳しいと計算してある。ただ、運用方法/連系技術の導入でまだまだ導入は可能とみている。

そのほか、盛りだくさんの内容でした。また、主催者より報告が上がるかと思いますので、ぜひご注目下さい。

第4回NECO公開講座 『地域エネルギーは持続可能な地域づくり』@飯田

第4回NECO公開講座

『地域エネルギーは持続可能な地域づくり』

NECO公開講座@飯田20141011チラシ

~飯田市に学ぶ、行政と創る地域エネルギー~
~市民発電の資金調達法「市民信託」~

全国各地で盛り上がりつつある地域エネルギー事業ですが、
現場にはまだまだたくさんのハードルがあります。
飯田市と上田市の取組みから、そのハードルをどうやって超えていくか、実際に現場で活用できるカギをみつけていただければと企画しました。
質疑応答・情報交換の時間も多めです。


地域団体と行政の方、ご一緒の参加大歓迎です。


<日時・会場>
2014年10月11日(土)13:00~17:30
おひさま進歩エネルギー株式会社 セミナールーム
長野県飯田市馬場町3-411(旧飯田測候所)
※駐車場は、徒歩5分の飯田勤労者福祉センター(飯田市東栄町3108−1)をご利用下さい。
※応募者多数の場合は、講座会場が勤労者福祉センターに変更の予定です。その場合、申し込み者にはご連絡します。

<講座>
講座1:「飯田市に学ぶ、行政と創る地域エネルギー」

・講師:飯田市環境モデル都市推進課 再エネ条例担当
山崎学氏


・再エネ条例認定第一号:飯田市駄科区 区長  北林正直氏


・おひさま進歩エネルギー株式会社 代表取締役 原亮弘氏


「地域環境権」を謳った再生可能エネルギーの条例を制定し地域の再エネ事業を支援する飯田市。その取組みに関わる3つの立場の講師の方々から、どこの地域にも共通する行政と地域団体の連携のカギを伺います。


講座2:「人のつながりが支える太陽光パネル相乗りくん」

・講師:NPO法人上田市民エネルギー 理事長 藤川まゆみ氏

上田市のNPO法人上田市民エネルギーが2011年11月より始めた太陽光パネル「相乗りくん」の取組みの輪の広がりをお伝えし、顔の見える人と人のつながりで地域エネルギーを増やしていく仕組みをご説明します。


講座3:「市民発電の資金調達法:市民信託」

・講師:一般社団法人NECO 事務局長 土屋達夫

地域で太陽光発電事業を行う際の手法として一般社団法人NECOが提供する「相乗りくん」の資金調達法『市民信託』、またその後の事業サポートシステムについて解説します。

※NECOでは、会終了後、地域で発電事業を検討されている方からの個別相談も受付けます。(予約時にお申込みください。)


<タイムスケジュール>
13:00~15:00
・講座1「飯田市に学ぶ、行政と創る地域エネルギー」

15:15~16:15
・講座2 「人のつながりが支える太陽光パネル相乗りくん」

16:15~17:15
・講座3「市民発電の資金調達法:市民信託」

  ※各講座に質疑応答の時間をとっています。
17:15~
・閉会、アンケート記入、NECO個別相談(希望者)


主催:一般社団法人NECO
共催:おひさま進歩エネルギー株式会社
後援:飯田市、南信州自然エネルギー普及協議会、
自然エネルギー信州ネット(依頼中)

協力:NPO法人上田市民エネルギー
参加費:無料・要申込

問合せ・申込み
一般社団法人NECO  info@neco.or.jp 
TEL:0268-75-5896   FAX:0268-75-5868
おひさま進歩エネルギー株式会社
yomogida@ohisama-energy.co.jp
TEL0265-56-3711     FAX0265-56-3712

**お申込みはこちらのフォームよりお願いします
 【締切り10月8日(水)】**

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

9/20 第3回NECO公開講座

服部乃利子さん(しずおか未来エネルギー)と
藤川まゆみさん(上田市民エネルギー)の講演が長野市で!
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 一般社団法人NECO(自然エネルギー共同設置推進機構)から公開講座の開催をお知らせいたします。

 地域で自然エネルギーを広めようと市民が設立し、去る6月に上田で第一回を、そして7月には松本にて第二回を開催したNECOが来る9月20日(土)に長野市にて第三回NECO公開講座を開催します。

 今回の講座では、市民参加による資金調達や、市民協働事業、等について学びます。
 特に、市のシンボル的な場所5ヶ所に市民発電所を設置した
しずおか未来エネルギー(株)様と静岡市の連携した取り組みは
行政の方々をはじめ多くの皆さまに大変参考になると思います。
ふるってご参加いただけますよう、また友人知人の方々へも
ご紹介をいただけますようお願い申し上げます。

お申し込みは、申込みフォームよりお願いします。

【第3回NECO公開講座のご案内】

NoMore輸入燃料
地域資源を活かす
〜自然エネルギーの共同設置〜

地球に降りそそぐ太陽のエネルギーはみんなのものです。
地域の資源、自然エネルギーを有効に活用する準備を始めましょう。
地域の市民発電で活躍する二人のリーダーからその取組みのツボとコツについて学びます。

<日時> 2014年9月20日(土)
(12時半開場)13時〜16時45分

<参加費>無料 要予約

<申込み・問合せ>
e-mail : info@neco.or.jp
TEL : 0268-75-5896
FAX:0268-75-5868

<会場> オープンアトリエ 風の公園 1F  http://windpark.naganoblog.jp/
 長野県長野市上千歳町1336   TEL:026-217-6819 
 長野駅より徒歩5分 
 ・車でお越しの場合は会場近くの有料駐車場をご利用ください
      
<主催> 一般社団法人NECO(自然エネルギー共同設置推進機構)
<共催> 自然エネルギー長野北信地域協議会
<協力> NPO法人上田市民エネルギー

<タイムスケジュール>
12:30 開場
13:00
講座1『静岡発!市民と行政と企業が手をつないだ地域のソーラー発電所』

 ・講師:服部乃利子氏
(しずおか未来エネルギー株式会社 代表取締役)

しずおか未来エネルギーでは、1口5万円で・5年間で償還といいうマイクロファンドを取り入れ、
清水エスパルスのスタジアムや動物園など静岡市のシンボル的な場所5ヶ所に市民発電所を設置。
多くの市民を巻き込んだ魅力ある取組みから学びます。

 しずおか未来エネルギーHP http://s-miraienergy.com/

14:45 講座2 「市民が地域ぐるみで自然エネルギーを増やすために」
 『相乗りくんの場合』 
 ・講師:藤川まゆみ氏(NPO法人上田市民エネルギー理事長)
 『NECOの市民共同設置(市民信託と事業サポート)について』
 ・講師:土屋達夫(NECO事務局長)
 市民共同で屋根に太陽光パネルを相乗りさせる『相乗りくん』事業の魅力と、各地の地域発電に相乗りくんの手法(資金調達から保守管理まで)を提供し、事業サポートも行うNECOの取組み内容をお伝えします。
 上田市民エネルギーHP http://www.dia.janis.or.jp/~nccca/ainorikun/
 NECO HP http://www.neco.or.jp/

16:45 閉会、アンケート記入、個別相談
 
 ※会の終了後、ご自身の地域での発電事業についてNECOが個別にご相談を承ります。ご希望の方はお申込みください。)

お申込み方法
申し込みフォーム
または、以下の内容をeメール:info@neco.or.jp
あるいは、FAX:0268-75-5868までお送りください。

**

お名前:

所属団体・法人:

e-mail:

電話番号:

ご住所:

個別相談: 希望する  しない

事前にご質問などあればお書きください。

顧問就任のお知らせ

一般社団法人NECOの顧問として、信州大学経済学部教授の
西山巨章氏(にしやま ひろあき)に就任いただいております。

西山氏は、長年、財務省財務局ほかにて勤務され、現在は地域金融論の専門家として信州大学にて教鞭をとっておられます。

氏の経験と知見をNECOの事業に活かしていただいております。

信州大学教員紹介

上田市民エネルギー、安曇野「たまごの駅」にソーラー設置

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NECO会員のNPO上田市民エネルギーが、長野県安曇野の有機たまご販売店「たまごの駅」に35.7kWの市民共同設置のソーラー発電所を作りました。

6月23日に発電開始、7月13日に開所式を行いました。

写真は、このたびNECOが協力会社と一緒に開発したオリジナルの遠隔発電量監視装置による、実際の発電量のモニター画面です(試作中)。

保守管理に大切な、発電量監視。こちらのサービスもいよいよ提供を開始いたします。お待ち下さい。

 

7/6、ソーラーシェアリング講座、行いました。

7月6日に、松本で、自然エネルギーネットまつもとのみなさんと、ソーラーシェアリング講座を行いました。

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ソーラーシェアリング発案者の長島彬さんをお呼びして、参加者からも活発な質問や意見が寄せられました。

新しいつながりもどんどん生まれました。

信州からの市民の力の躍動を感じています。

 

7/6, ソーラーシェアリング公開講座を松本で行います!

自然エネルギーネットまつもと&NECO公開講座

農地の上に太陽光パネルを!

ソーラーシェアリング発案者
長島彬さん & 藤川まゆみさんを呼んで
〜自然エネルギーの共同設置〜

2014年7月6日(日)13時開始~16時半終了
松本市市民活動サポートセンター フリースペース

solarShareChiba

明日から始めよう、ソーラーと田畑のシェアリング、市民と地域のシェアリング!

今だから    地域の自然エネルギー
私たちにできることがあります。

ここ、信州で多くの農業関係者たちが自然エネルギー
への取組みを広げようとしています。

そこで、農地の上に太陽光パネルを設置する『ソーラー
シェアリング』発案者として有名な長島彬さん、そして
上田で「相乗りくん」事業を進める藤川まゆみさんを、
ここ松本にお呼びして、その心髄をお聞きします。

さらに、市民共同設置の実際の資金調達から保守管理まで、
自然エネルギー支援団体NECOが行うサポート内容もお知らせします。

<日時>2014年7月6日(日)13時開始~16時半終了

<会場> 松本市市民活動サポートセンター フリースペース
長野県松本市大手3−8−13
松本市役所大手事務所2F
<地図> http://www.support-center.jp/images/map.gif
<アクセス> JR松本駅からおよそ徒歩15分(松本城近く)
車の場合:
専用駐車場がありませんので、ご面倒ですが市役所来庁者駐車場
および大手門駐車場など近隣の有料駐車場をご利用ください。

<参加費>  無料
<申込み>  要予約 申込みフォームはこちらです。
http://www.neco.or.jp/eventpage/lecturematsumoto/lecturematsumotoform-2
    FAX:0266-52-0160(自然エネルギーネットまつもと事務局)
                NECO : e-mail:info@neco.or.jp  TEL:0268-75-5896
                URL: www.neco.or.jp

<主催> 自然エネルギーネットまつもと、一般社団法人NECO
<協力> NPO法人上田市民エネルギー

※<タイムスケジュール>

12時半 開場

13時 講座1:「ソーラーシェアリング 実践とその効果」 講師:長島彬氏(CHO技術研究所代表)

2003年に植物の光の飽和点から「ソーラーシェアリング」という太陽の光を農地の作物と太陽光発電とでシェアする仕組みを考案し特許取得。現在は無償公開している。千葉県市原市にて実証地の見学会を催している。

14時45分 講座2:市民が地域ぐるみで自然エネルギーを増やすために

事例発表「相乗りくん」 講師:藤川まゆみ氏(上田市民エネルギー)
「市民共同設置(市民信託と保守管理)について」 講師:浅輪剛博(NECO事務局)
質疑応答・情報交換・アンケート

16時半   閉会
   (※会の終了後、NECOに個別に質問があればお伺いします。)


申込はこちらより!

(記入済み用紙をFAXしていただくこともできます
FAX:0266-52-0166 
________________________________

 ふりがな
 お名前:

 所属:

 email(読みやすくお願いします):

 電話番号:

 住所:

 事前のご質問などあれば:


「市民信託」の生まれ

CivilTrustChart

信託は、最初にイギリスから起きたもので、その当時は、顔を知っているコミュニティの中で、信頼がおける他人に自分の財産の管理を託したことから生まれました。
兵役や巡礼などで、しばらく地元を離れなければいけないとき、あるいは、自分の判断力が余り無かったりなくなってきたとき、信頼できる他者に財産の管理を託したのです。

このように、「信託」は元々コミュニティの間での信頼関係に根ざしていたのであり、日本の「講」などの制度に似ていました。

英国から生まれたこの「信託」制度は、「匿名組合」など、主にイタリアなどのヨーロッパ大陸から生まれた制度とは、似ていますが、少し違います。

この信託制度がイギリスからアメリカに渡ったとき、世界各地から集まった知らないものどうしの間で信託を行うために、「信託会社」として利益目的の信託業が始まったのです。

このように「市民」の信託が、そもそもの最初にあったのです。

「市民信託」はこのように、人間本来のコミュニティ事業のあり方をとりもどすための活動でもあります。

 

信濃毎日新聞に第一回NECO公開講座の記事が

5月31日(土)と6月1日(日)の2日間に開催される第一回公開講座の記事が、5月16日付けの信濃毎日新聞31面に記載されました。

発表は県庁で代表理事の高橋伸英信州大学繊維学部教授とNECOスタッフの浅輪剛博が行いました。

会場には当日の講演者であるNPO上田市民エネルギーの藤川まゆみ理事長も同席し、公開講座への参加を呼びかけました。